心臓病は日本人の死因第2位
日本人の死因の第1位は1981年以来、悪性腫瘍いわゆるガンが占めています。
その次に多いのが心疾患(心臓病)です。
心疾患のなかでも死因としてもっとも多くを占めているのが、虚血性心疾患です。
虚血性心疾患は心筋(心臓を形づくる筋肉)に酸素や栄養素を供給している冠動脈の内腔が狭くなったり、完全に詰まってしまうことによって、そこから先の心筋に血液が供給されなくなって発症する心疾患です。
虚血性心疾患のうち
冠動脈が狭くなって発症するのが狭心症
完全に詰まり発症するのが心筋梗塞です。
とくに心筋梗塞は命にかかわる危険性が高く、急性心筋梗塞による死亡者は年間4万人を超えています。
狭心症・心筋梗塞は早期に発見して適切な治療を受けないと命にかかわる重大な病気です。狭心症・心筋梗塞の原因は動脈硬化の発症であり、進行するほどリスクが高くなります。
動脈硬化の原因としてメタボリックシンドローム、内臓脂肪型肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病です。生活習慣病は生活習慣の積み重ねによって発症します。
動脈硬化を発症させないためにも普段の生活を見直していただけたらと思います。
0コメント