足のアーチの役割

こんにちは、神保町、御茶ノ水のパーソナルジムトレーナーの井上です。

本日は足のアーチについて説明しましょう。


ちなみに足のアーチというのはご存じでしょうか?

筋・腱によって構成されたアーチ型をしており、いわゆる土踏まずを形成しています。

ちなみにアーチは



横アーチ

また足を前方から見ると横に広がるアーチが分かりやすいのが特徴です。



内側縦アーチ

いわゆる土踏まずを形成しているとこで、足を内側から見たときに土踏まずが地面に接地しない部分がありますが、これを内側縦アーチといいます。




外側縦アーチ

同様に外観上からは分かりづらいですが、外側にも内側よりやや低めの“外側縦アーチ”が形成されています。



上記のようにアーチは3つあり、歩行時の衝撃吸収や蹴りだしをスムーズに行う為の機能、さらに足関節、膝関節、腰などへの負担を軽減する重要なクッションの役割をもっています。

アーチの破綻した足においては、クッションやバネの役割が失われているため、多くは疲れ易く、歩きにくいといった症状を伴うようになります。


アーチが崩れてしまうと下記のような症状があらわれます。

  


①開帳足

開張足は、横アーチがなくなり、足が扇のように広がっている状態を指します。

前足部への圧力が増大し、痛みを感じることが多く、皮膚が硬くなって厚みを増し、外反母趾や内反小趾、扁平足などの足病変を引き起こします。ハイヒールやパンプスを履く女性に多く、女性の約9割は開張足の傾向があります。

特にヒールの高い靴は、足の重心を前にずらし、横アーチへの過度なストレスを引き起こします。ヒールの高い靴を履いていると、かかとが不安定になり前足部でバランスを取ろうとして、重心が前に移動します。そのため横アーチに無理な負担がかかるのです。その疲労を放置しているとアーチが崩れて開張足になります。




②扁平足

扁平足は特に縦アーチが低下・消失し、足底が扁平した状態を指します。

立っている時や歩いている時、かかとから親指の付け根まで、足のほとんど全てが地面につきます。

足関節の靭帯や腱の付着部に腫れや痛みが生じたり、内側のくるぶし付近に生じることがあります。足の裏や外側に痛みの症状が出ることもあります。

偏平足は足のアーチが衝撃をうまく吸収することができないため、足が疲れを感じやすくなり疲労を蓄積しやすいといわれています。




③ハイアーチ

ハイアーチは、足のアーチが通常よりも高く、足の甲部分も高い状態を指します。

この状態では、見て分かるように踵と前足部に集中的な圧がかかるので魚の目ができやすく、皮膚が硬くなります。

ハイアーチは足アーチの柔軟性が低下するので衝撃吸収が上手くできず、症状が悪化すると足底筋膜炎を発症することもあります。



上記をみてわかるようにアーチが低下すると足にさまざな機能障害が表れます。

アーチをつぶさないためにも正しい歩き方、足の使い方を学んでいきましょう。


次回はよく多くみられる扁平足について説明していきます。




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