ゆっくり食事をするメリット


こんにちは、神保町、御茶ノ水のパーソナルジムトレーナーの井上です。

本日はゆっくり食べるメリットについて説明します。



私たちのほとんどが

「お腹が空いたから食べる」

「喉が渇いたから飲む」



という脳からの指示があり、このサインにより物を口にいれるのが自然な姿になります。



具体的には視床下部に

水分補給の願望を調節する渇中枢

空腹時にサインを出す摂食中枢

満腹のサインを出す満腹中枢

があります。



これらが私たちの食欲をコントロールしています。

つまり私たちの脳には食欲をコントロールする働きがあります。



ところが現代は飽食の時代ともいわれ、食べたり飲んだりするのに何不自由ない環境に置かれています。

その弊害として空腹でもなく、喉がかわいてもないのに食べ物や飲み物を口にする機会が多いのではないでしょうか?



この現象を解決するためにもゆっくり食べる必要があります。

ゆっくり食べることで満腹感をつくることが可能になります。



満腹感は脳で感じます。

しかし、どのような経路で脳の満腹中枢が刺激されるかは、全て明確になっているわけではありません。
満腹感は主に次に示した3つのルートによって視床下部の満腹中枢からもたらされています。



①血糖値の上昇

②胃壁の拡張

③脂肪細胞から分泌されるレプチンの量



なかでも①が満腹感をもたらすおもな要因です。

私たちが食べた栄養分は血液とともに血管を通してそれぞれの細胞に運ばれていきます。

そして、その血液中の糖分の値を血糖値といいます。


血糖値は食べ始めてから約4分で上昇します。

約7分で最高値を示し30分以上持続するといわれています。


つまり、、

満腹感を感じ始めるまでの7分間をいかに抑えて食べるかが必要になってきます。



たとえば同じパンを食べるのでも食パンとフランスパンでは噛み応えのあるフランスパンのほうが食べるのに時間を要します。

また、フルコースの料理を食べに行くと料理は少量ずつ時間をおいて提供され時間をかけて食事を行うことができます。



ちなみに②の胃の拡張ですが胃は、伸縮性があって、食べ物が入っていなければペシャンコの状態なのですが、食べ物が入ってきて大きく膨らむとなんと1.5~2リットルにもなります。個人差はありますが、1.5~2リットルもの量を満たしていなくても満腹感は感じます。満腹感は量ではありません。



③のレプチンの量を増やすのも食事を抑える大きい要因です。

レプチンは基本的に食事の後に分泌され、満腹中枢を刺激して満腹感が得られるホルモンです。しっかり咀嚼することでレプチンは多く分泌されます。

ちなみに脂肪細胞から分泌されるので、脂肪が多いと分泌量も多くなります。

しかし、単に脂肪が多ければ良いのか?というとそうではありません。

脳にはレプチンの受容体がありますが、食べ過ぎなどで脂肪量が多い方は受容体の感度が悪くなっている可能性があります。





まとめ

ゆっくり食事をすることは血糖値の上昇をおさえるだけでなく、消化吸収をする身体の負担も軽減してくれます。そのほかには食事中に会話をする機会も増え、家族や大事な人との時間も有効に活用できます。是非活用してみてください。





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