腸活でガン予防!
私たちが病気にならずに健康な身体でいられるのは身体の中に免疫というシステムがあるおかげです。
たくさんの免疫細胞が協調して免疫機能をつくり外部から侵入する細菌やウィルスを撃退して感染症から身体を守っています。
また、内部で発生するガン細胞などの異物を排除するのも免疫機能の役割になります。
その腸内の環境が悪化すれば免疫機能はダウンし、環境が改善すると免疫機能はアップします。
さらに腸と深いつながりのある自律神経によっても免疫力は上下します。免疫を担うのは主に血液中の白血球です。
白血球には顆粒球、リンパ球、単球があり、交感神経が優位になると細菌を排除する顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとウィルスを排除するリンパ球が増えるという特性があります。
これは一方が過剰に高くなってしまうと非常に危険です。
※交感神経が過剰になると顆粒球が増えすぎてしまい健康維持に必要な常在菌まで排除してしまいます。
※副交感神経が過剰になるとリンパ球が増え、抗原 (体内に侵入してきた異物) に敏感に反応してアレルギーを起こしやすくなります。
よって免疫力アップには自律神経のバランスを保つことが大切になってきます。そのためには自律神経の働きを左右する腸内環境を整えることがカギになってきます。
●腸の免疫システムが病気やガンから守ってくれる
免疫力さえ高ければ、万が一に細菌やウィルスが体内に侵入したとしてもしっかり排除してくれるうえ、ガン細胞などの異物も排除してくれます。そのためにも日頃から免疫力を高める努力が必要になってきます。
●自律神経の安定と腸の健康が免疫力を支える
整った自律神経のバランスとは整った腸内環境でこそ育ちます。自律神経と腸内環境は密接に影響し合っていますから、ストレスなどによって自律神経が乱れると、すぐに腸に影響して腸内環境を悪化させます。
この2つのバランスがよくなれば、血流がスムーズになって、全身の細胞も元気になるため免疫力が向上、病気にならない身体をつくることができます。
そのためにも、まずは暴飲暴食や睡眠不足、生活リズムの乱れやストレスなど、これまで心身に悪影響を与えていた生活習慣を変えていきましょう。
0コメント