食べるから痩せられないという誤解


こんにちは、神保町、御茶ノ水のパーソナルジムトレーナーの井上です。

本日はダイエットに対してよくある誤解を説明していきます。


やせるためには食事の量を減らしたり、なるべくカロリーの低いものを選んだりするほうがいいと思っている方は多いのではないでしょうか??



しかし食べないダイエットというのは勧められません。

一時的に痩せたとしても、すぐに元に戻ってしまうことがほとんどです。



食べないと身体は軽い飢餓状態になり、次の食事時間に食物が入るといつもより吸収しようします。



食べないことがいかに痩せにくい身体をつくる簡単なメカニズムです。




食べない (体内は飢餓状態)



食事の吸収が増す

(飢餓に備えて蓄える)



太りやすい身体をつくる

(消費しにくく、蓄えやすい身体になる)






それと、もうひとつ、痩せるために食べることが大事な要素として食事によるエネルギー代謝です。私たちは食事をすると消化、吸収を行います。この消化、吸収を行うのにもエネルギーを消費します。


食事によって生まれる消費エネルギーこれを食事誘発性熱産生と呼びます。

このエネルギーは1日の消費エネルギーの10%を示しています。

1日の消費エネルギーが2000キロカロリーとすると、うち10パーセントの約200キロカロリーが食事誘発性熱産生になります。


200キロカロリーというと、おにぎり約1個分なので1っか月で計算するとおにぎり約30個分になります。これらを考えるとなかなかバカにできない数字ですね。


この食事誘発性熱産生は食事の内容で変わってきます。

タンパク質は消化、吸収するのに糖質の5倍ほどの熱を生み出します。

タンパク質がなぜダイエットに勧められるのかはこういう理由もあります。


ダイエットこそ食べるという選択をしましょう。








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