血糖値とダイエット
こんにちは、神保町、御茶ノ水のパーソナルジムトレーナーの井上です。
本日は血糖値と空腹について説明していきます
人はなぜ空腹を感じるのでしょうか?
空腹感は主に血糖値が決めています。
私たちが食事を始めると身体は消化吸収を始めます。
このとき、食べ物の中に含まれる糖質がブドウ糖に分解されて血中に流れ出ます。
血糖値が上がると、そのサインが脳に届いて満腹感を感じます。
すると今度は血糖値が下がって空腹を感じます。
肥満や病気の原因になるのがこの血糖値が急上昇したときです。
病気のリスク
空腹時にごはんやパン、お菓子などの糖質をいきなり大量にいれると血糖値が急上昇します。
こうした血糖値の乱高下が血管にダメージを与えてしまいます。
そうなると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中による突然死のリスクが高くなると考えられています。
肥満のリスク
血液中に糖が入ると、インスリンにより、血糖は多くの組織に取り込まれます。
多くの糖を摂取した場合、インスリンが通常より多く分泌されます。
インスリンは余った糖を中性脂肪へと合成されるのを促す働きをしており、脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する作用を持っています。
したがって、組織で脂肪が蓄積されやすくなり太りやすくなります。
大量のインスリンの作用で血糖値が急激に下がり、下がった分だけ食欲が湧き、また食べてしまうという負のスパイラルに陥ります。
そのためにも血糖値を急上昇させないようにすることが大事になってきます。
血糖値がゆるやかに上昇すれば大量にインスリンが分泌されないので下がるのも緩やかになります。
そうなれば食欲のコントロールが可能になります。
ダイエットにはカロリーの収支やPFCバランスも大事ですが、血糖値のコントロールを上手に行うこともダイエット成功に秘訣になります。
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