基礎体力の低下
こんにちは、神保町、御茶ノ水のパーソナルジムトレーナーの井上です。
今回は基礎体力の低下について説明していきます。
久しぶりにスポーツなどの運動を行ったときに、
身体が重く昔のように動けない
すぐに息切れを起こしてしまう
などの経験はないですか?
学生時代にスポーツに打ち込んでいた人ほど自分の身体の動きのイメージが鮮明に残っているものです。スタートダッシュする際の加速、リズム感、ジャンプしたときの高さ、全体的に身体が軽い感覚を身体は覚えているはずです。
普段から運動をしていない人の筋肉量は20歳前後をピークにして年に約1%ずつ低下していくといわれています。
これはサルコペニアといって誰もが避けられない現象です。
自分が運動しなくなって何年経過したかを考えると筋肉量がどれだけ低下してしまったかが想像できると思います。
また反応能力や敏捷性といったものは運動しているかどうかにかかわらず加齢とともに衰えていきます。
身体がイメージ通りに動くようにするためには筋力と心肺機能を高め、体重過多の方は数字を減らすことが近道です。
もっとも有効なのがウォーキング、可能ならランニングです。
まずは2kmからでもいいです。
スピードもゆっくりでもいいです。
まずは週1でもいいので習慣づけをしていきましょう。
少しずつ走る距離を増やしていきましょう。
これと並行して食事内容を改善していくと体脂肪もおちてくるはずです。
そして脚力や心肺機能が少しづつ戻ると、はじめたときと比べて息切れをすることはなくなるはずです。このコンディショニングで以前行っていたスポーツを行えば充実したものになるでしょう。
基礎体力がない状態でいくら練習しても体力がもたず集中力も持続しません。そうなると怪我のリスクが高くなってしまいます。
幸いなことに子供のころに習得したスキルはなかなか忘れません。
しかし筋力、持久力、敏捷性、柔軟性などの体力はどんどん低下します。
せっかく習得したスポーツのスキルを活かしたり、寝たきりにならず生涯歩きつづけらる身体になるためにも基礎体力というのはとても大事な要素になります。
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